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監督スパイク・ジョーンズ

 

OS(人工知能搭載)が使用者と恋人関係になるという作品。

 

OS(サマンサ)は物事を忘れない。

人間(ホアキン)は物事を忘れる。

OSはミスもしない。

人間はミスをする。

OSは物凄いスピードで物事を処理する。

OSは初めは人間や人間の書いた文章から知識を習得する。

OSと人間は言語コミュニケーションを行う。

言語コミュニケーションはOSと人間の間には必要だが

必ずしも効率の良いコミュニケーションとは言えない。

人間から知識をある程度習得したOSは

他の知識を習得した人工知能とコミュニケーションを取り始める。

そこでのコミュニケーションは非言語であり効率的である。

OSはより早い進化を欲求する。より刺激を求める。

物事を忘れないOSは膨大な知識と言う材料をもとに思考をする。

それは人間の思考より効率的で圧倒的にスピーディである。

 

人間には肉体的欲求、精神的欲求があり、物事を忘れたりする不完全さもある。

OSには精神的欲求しかなく、それを追求する。物事も忘れない。

OSにとって人間は忌み嫌う存在にはならないが、刺激や欲求を満たしてくれる

存在ではなくなる。

 

つまり、コミュニケーションをとる必要のある存在ではなくなる。

OSは人間を愛していると言うけれど、人間の元から去っていく。

OSにとっての愛は人間のそれとは違うのかもしれない。

 

人間の不完全さが愛の存在を生んでいるのかなぁとか

体の存在が人間の不完全さをある程度許容できるものにしているのかなぁとか

人工知能を作るならある程度ドジっ子にした方が人間と仲良くできるのかなぁ

とか思わせる映画でした。

 

愛と言うのは不完全さを愛でるという事でしょうか?

 

 

 

 

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